【真贋調査の実態を徹底解説】Amazonせどりで真贋が来る原因とは?対策方法もご紹介!
こんな方のための記事です!
- 副業をしたい方
- オンラインせどり(電脳せどり)で稼ぎたい方
- 店舗せどりで稼ぎたい方
- せどりをこれから始めようと思っている方
目次
真贋調査はAmazonが私たちに「あなたが出品している商品は本物ですか?」と調査をして来ているということになります。
この真贋調査ですが、間違った行動をすればアカウント停止になることもあり、初心者の方にとってはとても大きい不安要素です。
しかし、真贋調査があるという情報や対応方法さえ正しく学んでいれば、
事前の対策や真贋調査後も問題なく、アカウントを運営できるようになります。
このブログでは
・真贋調査とはそもそも何で来るのか?
・真贋調査にあわずにAmazonでせどりビジネスを行っていく方法
これらを丁寧に解説します。
そもそも真贋調査とは?
真贋調査が来る理由は
「商品ページ通りの適切な商品を出品していますか?」
「偽物の商品を出品していませんか?」
というAmazonからの緊急調査です。
そのため、この調査の対象になったセラーは
仕入れ先の情報や領収書など、商品が間違いなく本物であると証明する書類を揃えて、Amazonに提出しなければなりません。
万が一、提出できない場合にはアカウント停止等のぺナルティを受けてしまいます。
しかし、揃えた書類がAmazonに認められない場合があるため、必ずしもアカウントを再開できるわけではありません。
真贋調査がくる原因
近年、真贋調査が来る原因として以下の3つが挙げられます。
- 購入者からのクレーム
- メーカーからの通報
- ランダムピック
真贋調査が来る原因を知って万全な対策を行っていきましょう。
購入者からのクレーム
Amazonは顧客最優先主義です。
そのため、購入者から「この商品偽物じゃない?」通報があると、Amazonは商品を一切確認せずに真贋調査になります。
そのため日ごろから仕入れ商品の請求書や領収書は必ず保管するようにしましょう!
嫌がらせクレームも含まれるので、注意が必要です…
メーカーからの通報
へルビ商品に多いイメージですが、出品した商品を製造しているメーカーがAmazonに真贋調査を依頼するパターンです。
要するに製造元のメーカーが
「あなたに当社の商品を取り扱う許可をしてないですが…本物ですか?」
という調査依頼がAmazonを通して来ます。
この場合のほとんどは第一段階としてメーカーから直接出品取り下げ要請のメールが来ます。
しかし、その依頼を無視しているとメーカーからAmazonにクレームが入り、真贋調査になります。
ランダムピック
最近の真贋調査で一番多いのがこのパターンです。
特に新規のセラーに対してAmazonがランダムにピックアップした3商品に対して真贋調査が来ます。
このような特殊な真贋調査が行われた原因としては、
Amazonのコンディションルールを正確に理解していない新規セラーが、ヤフオクやメルカリで個人から仕入れた商品を新品として販売するなど、
ルールを守らないセラーが多くなってきたせいだと噂されています。
個人から仕入れた商品や、メーカーの保証期間が短い、または切れている商品は
新品では出品できません!
Amazonから真贋調査が来てしまった場合はどうなるのか?
Amazonより真贋調査が来ると、アカウントが一時的に停止され売上金の入金もストップします。
どちらもせどりビジネスにおいて大きなダメージを受けることになってしまいますので、具体的な処分の例を知りしっかりとした対策と予防が大切です。
一時的なアカウント停止
真贋調査が入るとまずアカウントが一時的に停止します。
納品作業等ができなくなるためこれだけでも大きなダメージになります。
しかし、必要書類等を提出して真贋調査をクリアできればアカウントが復活します。
売上金の保留
真贋調査が入ると最大で90日間、売上金が保留されます。
また、売上金は購入者への返金や補填等に充てられるため
90日後返金される金額は、当時の売り上げと異なる場合もあります。
売上金が留保されることによりクレジットカードの支払いが不可能になるので、
キャッシュフローがうまく回らず
せどりビジネスを再起することが難しくなるという最悪の結果につながる可能性もあります。
売り上げ金が保留されるのは
せどりビジネスにおいて絶対に避けたいトラブルです。
真贋調査が来てしまった場合の適切な対応方法を解説
真贋調査が来てしまった場合は、以下の対応を確実に行うことでアカウント再運営への確率が高まります。
・請求書(または領収書)の提出
・謝罪に意思表明と改善策を提出
提出を求められた資料が用意できなければ、真贋調査をクリアする見込みは低くなってしまいます。
期限内に提出するよう最善の努力をしましょう。
領収書の提出
Amazonで出品した商品が本物であると証明するために、商品の請求書を提出しましょう。
また、万が一請求書が用意できなかった場合は正直にレシートや領収書を提出しましょう。
「用意できなかったためレシートを提出する」
という旨を記載しレシートを提出しましょう!
請求書がないからといって曖昧な回答をするのは、かえって悪印象になります。
【仕入れ先別の請求書のもらい方】
①メーカー・問屋から仕入れた商品の場合
メーカーや問屋から仕入れた場合は、仕入れ時に普段から受け取っている請求書と領収書をそのまま提出しましょう。
万が一なくしてしまった場合は店舗に連絡し、再度発行してもらいましょう。
②楽天・ヤフショ等のECサイトから仕入れた場合
ECサイトから仕入れた場合もメーカーや問屋から仕入れた場合と同じく、仕入れ時に普段から受け取っている請求書と領収書をそのまま提出しましょう。
ECサイトから仕入れを行ったら捨ててしまいがちですが、請求書や領収書は保管しておくようにすることが大切です。
また、購入履歴のスクリーンショットはNGです!
もし無い場合は再発行してもらいましょう!
仕入れ先のURLも添えるとなお良いようです♪
③メルカリなどのフリマサイトやヤフオクから仕入れた場合
ヤフオクやフリマから仕入れた場合は請求書や領収書が無いので
仕入れた相手に発行してもらうよう申し入れましょう。
謝罪メール
謝罪の意思を示し改善策を提出することで、アカウントの復活率が圧倒的に高くなります。
メールに記載するポイントは
・真贋調査が来る様なミスをしたことを謝罪
・アカウントスペシャリストに謝罪
・ミスが発生した原因を記載
・真贋調査が来てから行った対応策を記載
・今後同様のことを起こさないことを記載
これらの内容を抑えながら謝罪文と改善策メールを提出しましょう。
何度もチャレンジすることでアカウント復活の可能性が高まります♪
真贋調査が来てしまった時のNG対応
真贋調査が入ってしまったときに絶対取ってはいけない行動は以下の5点です。
・偽領収書の提出
・無視
・Amazonと対立する
・とりあえず適当に返事をする
・期限内に対応しない
偽の領収書を提出したとしてもAmazonは領収書発行先を必ず調べます。
そのため、架空の仕入れ先と判明すれば自身のアカウントヘルスも傷つくことになります。
また、Amazonカスタマーへの高圧的な対応は絶対にNGです。
丁寧な受け答えをするのはもちろんのこと、何か聞かれたときにすぐに答えられるよう準備をしておくことも大切です。
Amazonには嘘はつかずできるだけ丁寧な対応を心がけてください!
真贋調査を未然に防ぐ方法
Amazonの真贋調査は年々厳しくなってきています。
しかし、販売の際にしっかりと誠実に対応していればAmazonが調査に来ることは少ないので、以下の点に注意しましょう。
・並行輸入品は扱わない
・請求書(領収書)をもらうようにする
・真贋調査が来やすい商品の出品を避ける
・顧客の対応はすぐに行う
並行輸入品は扱わない
並行輸入品とは、メーカーが認める正規代理店以外を通じて国内に輸入された商品です。
実際に並行輸入品を出品しているセラーが真贋調査を受けた例も多く、並行輸入品は偽物と疑われやすいので出品は控えるのがベターです。
偽物が出回っていることが多いので扱わないのが無難です♪
請求書(領収書)をもらうようにする
仕入れの際は普段から請求書をとっておくクセを付けましょう。
真贋調査では必ず請求書(または領収書)が必要です。
何かあった時のためにもクレジットカードの明細だけではなく
商品名が記された請求書を保管しておくことが大切です。
真贋調査が来やすいメーカーや商品ジャンルの出品を避ける
真贋調査を受けやすい商品は出品しないということも大きな対策になります。
以下では、実際に真贋調査が来た商品やメーカーを具体的に挙げていますので、出品の際は参考にしてください。
【真贋調査を受けやすい商品例】
・ハイブランド商品など偽物が多い商品
・スイッチ・アミーボなどのプレミア商品
・保証書が無いまたは切れている家電
スイッチやアミーボなどのプレミア商品は真贋調査が一番多いジャンルです。
任天堂の商品は出品を控えるのがベターです。
顧客の対応はすぐに行う
真贋調査対応時だけではなく普段のアカウント運営の際にも心がけるべきことですが、顧客からの問い合わせには「すぐに対応」しましょう。
特に
「購入した商品、偽物ですか?」
「届いた商品に不備がありました」
これらのクレームがあった場合は Amazonに丸投げせずしっかりと誠実に対応をしましょう。
顧客からの対応はすぐに行う!
実は勘違い!真贋調査のウソとホント
真贋調査は近年増え続けていますが、実際に経験したことのない方の中で真贋調査に対して間違った認識を持った方もいます。
以下では、真贋調査について勘違いしがちな行動や疑問を解説します。
真贋調査が入ったら一発でアカウント停止→閉鎖になる
→ウソ
真贋調査が来たからと言ってすぐにアカウント停止され閉鎖という認識は間違いです。
真贋調査がくるとアカウント運営は停止されますが、このアカウントの停止は一時的なものです。
そのため、真贋調査がクリアできればアカウント再運営が可能です。
というのは絶対ではないので、あきらめてはいけません!
中古商品に真贋調査は来ない
→ウソ
真贋調査は中古商品にも来ます。
最近では任天堂関連商品や、中古家電商品にも真贋調査が来ているので、真贋調査は新品の商品だけに来るという認識は間違いです。
Amazonへの提出資料はレシートでは通りにくい
→ウソ
真贋調査をクリアするために提出する資料はレシートでも大丈夫な場合があります。
Amazonの真贋調査においては、あくまでも商品が正規のものかどうかを確かめたいだけです。
そのため偽造品でないことを証明するためには正規代理店から仕入れていることを証明できれば良いので、
レシートでも真贋調査をクリアすることは可能です。
必ずAmazonにその旨を述べておきましょう!
まとめ
Amazonでせどりビジネスを続ける限り真贋調査はまぬがれません。
しかし対応さえ間違わなければ最悪の事態は回避できるので、落ち着いて行動することが大切です。
もし真贋調査が来てしまった場合は、仕入れ元に連絡し、期限内に書類を集め、Amazonに対応しましょう。
しかし、それ以前に一番大切なのは普段からAmazonの規約やマナーをしっかりと守るということです。
商売をしているという自覚を持ち、アカウントをきれいに保つことが大切です。
Amazonや購入者に対して誠意ある行動をしていれば、真贋調査に怯えることもなくAmazonで稼いでいくことができます。
それに加えて、日頃から請求書や領収書は保管しておくことを徹底していきましょう。
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この記事を書いている人
さなみ
せどりを始めて1年以内に独立しました!得意なジャンルはメーカー問屋仕入れです♪ 最近子どもが生まれたので、育児に大忙しの育メンせどらーです!
しかし最悪の事態を想定し、事前に準備や対策をしておけば真贋調査なんて怖くありません!